トーセイ（株）は5日、グループの不動産DXを担う「トーセイ・プロップテック（株）」の設立を決めた。
同社は中期経営計画での成長戦略として「DXによる既存事業拡充と新たな収益モデルの創出」を掲げている。近年はデジタル技術を活用した新事業として不動産クラウドファンディング事業や国内不動産を裏付けとしたセキュリティ・トークン（ST）事業等をスタートしている。
今回、クラファンやSTに加え区分マンションの販売事業においてもデジタル技術を活用したマーケティング強化や販売手法の多様化を図るため、新会社の設立に踏み切った。新会社として独立させることで今後、既存事業にとらわれない革新的な事業展開や領域拡大を目指すという。当面は各事業におけるシステム移行や新システム構築・運用体制整備を進めていくという。
