不動産ニュース / その他

2023/7/13

三井不ビルマネ、チーム間連携について産学共同研究

 三井不動産ビルマネジメント(株)は、早稲田大学総合研究機構イノベーション研究所の村瀬俊朗准教授(商学学術院)と「チーム間連携促進の状態と促進要因」について産学共同研究を実施。12日に研究結果等を発表した。

 企業が新たな価値を創造していくためには、チームが他チームと連携する「チーム間連携」が必要であるものの、そこに課題を抱える企業が多い。そこで、同社と村瀬教授が、チーム間連携促進に必要な要素と構造について研究を行なった。

 結果、「他チームとの連携に対する自信」と「他チームとの信頼関係」がチーム間連携を促進することが判明。この2つの要素は、「自チーム内で信頼関係を築くこと」、「他チームと相互理解のためのコミュニケーション機会を設けること」、「リーダーがビジョンと連携の意義を語ること」が土台となって醸成されることが分かった。

 同社は今回得られた研究成果を活用して、企業の経営課題や社内コミュニケーション課題を捉えたソリューションサービスの開発や提供を行ない、新たな価値を提供していく考え。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。