不動産ニュース / 開発・分譲

2023/7/18

晴海フラッグのタワー棟、1期573戸全てに申込

「HARUMI FLAG SKY DUO」外観完成予想CG

 三井不動産レジデンシャル(株)をはじめとするディベロッパー10社(※)は18日、8~16日まで登録申込を受け付けていた「HARUMI FLAG」のタワー棟「HARUMI FLAG SKY DUO」(東京都中央区)の1期販売573戸全戸に、申し込みが入ったと発表した。登録申し込み数は8,790件、倍率は最高142倍・平均約15.3倍だった。

 「HARUMI FLAG」は、東京オリンピック・パラリンピックの選手村を活用した5,632戸の住宅(分譲住宅4,145戸)や商業施設等で構成する大規模再開発。総開発面積は約13ha。

 「HARUMI FLAG SKY DUO」(総戸数1,455戸)は、HARUMI FLAGの中心となる「SUN VILLAGE」と「PARK VILLAGE」の2街区の間の通りを軸に開発するツインタワー。都営地下鉄大江戸線「勝どき」駅徒歩18分。いずれも鉄筋コンクリート造地上50階地下1階建て。2025年秋に竣工する予定。

 23年1月10日の情報解禁後、4月6日までのエントリー数は1万500件。4月8日に新「HARUMI FLAG」パビリオンを開設し、事前案内会を開始した。

 「SUN VILLAGE」は、総戸数733戸。敷地面積約3万7,441平方メートル、間取り1LDK~3LDK、専有面積49.38~145.54平方メートル。第1期販売戸数は276戸。販売価格は5,440万~3億2,790万円、最多価格帯は6,800万円台、6,900万円台(11戸)。
 「PARK VILLAGE」は、総戸数722戸。敷地面積約3万5,175平方メートル、間取り1LDK~3LDK、専有面積47.74~161.12平方メートル。第1期販売戸数は297戸。販売価格帯は、4,840万~3億4,990万円、最多価格帯は6,100万円台(7戸)。

 今後は、両棟とも9月上旬から第1期2次のパビリオン見学会(完全予約制)を開始し、23年11月中旬に販売を行なう計画。販売戸数は未定。竣工は25年秋、入居開始は同年10月下旬を見込む。

 ディベロッパー10社の構成は、三井不動産レジデンシャル(代表会社)、三菱地所レジデンス(株)、野村不動産(株)、住友不動産(株)、住友商事(株)、東急不動産(株)、東京建物(株)、NTT都市開発(株)、日鉄興和不動産(株)、大和ハウス工業(株)。

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