不動産ニュース / 開発・分譲

2023/7/19

訪日外国人ターゲットにした新ホテル。初弾は上野

「& Here TOKYO UENO」イメージ

 日鉄興和不動産(株)とNSKREホスピタリティ(株)は、2024年3月15日に新ホテルブランド「& Here」の第1弾として「& Here TOKYO UENO(アンドヒア東京上野)」(東京都台東区、部屋数145室)を開業すると発表した。

 「& Here」は、訪日外国人や国内ファミリー、グループ旅行等、長期・多人数での宿泊ニーズをとらえたレジデンシャルホテル。「たのしむ=ENJOY」と「くつろぐ=RELAX」、家族や友達などゲストが大切にしている人と過ごす大切な時間等、多くの大切なものを「引き寄せ、結び付ける=&」場所となることを目指す。

 「& Here TOKYO UENO」は、JR「上野」駅徒歩7分、東京メトロ千代田線「湯島」駅徒歩2分に立地。訪日外国人に人気のある上野に位置し、東京国立博物館や上野動物園といった文化・レジャー施設に加え、雑多な商店が連なるアメ横等、訪日外国人に好まれる体験ができる。

 建物の北側エリアは上野公園の自然に面する風光明媚なエリア(FOREST SITE)、南側エリアは江戸時代からの伝統工芸等を取り扱う老舗店等が軒を連ねる(CULTURE SITE)と趣きが異なり、それぞれのエリアをイメージしたコンセプトの客室としている。

 客室の7割はファミリータイプ。長期宿泊のための各種設備やミニキッチン、冷蔵庫、電子レンジ等を備えるほか、ベッド以外の場所で寛げる場所としてソファースペースや和室等の空間を設ける。1階のロビーにはホテルラウンジとカフェスペースに加え、テレワークニーズを踏まえた個室ブースやシェアオフィスも備える。また、最上階(14階)は露天風呂付き大浴場とする予定。

 同ホテルの開業に続き、東京で2件、大阪で1件の用地を取得している。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。