不動産ニュース / ハウジング

2023/8/31

藤沢にLCCM認定のモデルハウス/三井不レジ他

「Future Co-Creation FINECOURTⅢ」外観

 三井不動産レジデンシャル(株)とFujisawaSST 協議会(代表幹事:パナソニックグループ)は、「Fujisawa サスティナブル・スマートタウン」(神奈川県藤沢市)内にモデルハウス「Future Co-Creation FINECOURTⅢ」を新設した。9月1日より見学を開始する。

 同スマートタウンは、小田急電鉄江ノ島線「本鵠沼」駅徒歩11分に立地しており、総事業面積は19万3,154.81平方メートル。同社は、FujisawaSST 協議会の参画企業として、マスタープラン策定や土地区画整理事業、住宅分譲開発事業に取り組んでいる。

 今回開設したモデルハウスは、木造2階建て、建物面積116.09平方メートル、間取り4LDK。同社初となるLCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅認定を取得した。印刷型の太陽光電池「ペロブスカイト太陽電池」やV2H蓄電システム、全館空調熱交換気システムなど、多数のテクノロジーや設備を導入。さらに住まいがオフ(休息)としての場所だけではなくオン(就労)の役割を担うようにボーダーレス化していることから、地域社会との接点を創出する「縁側テラス」や、一室でオンとオフの切り替えや多用途な活用ができる「変幻ルーム」など、屋外・社会との接点を生み出すことを意識したプランニングを実施している。

この記事の用語

モデルハウス・モデルルーム

住宅販売などに当たって展示・PRのために建設された住宅または部屋をいう。住宅建築の受注や分譲住宅の販売のために建てる戸建て住宅が「モデルハウス」、マンション販売の場合などにおいて展示する部屋が「モデルルーム」である。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。