三井不動産(株)は4日、「MITSUI FUDOSAN AUSTRALIA PTY.LTD.」(オーストラリア三井不動産、豪・シドニー)を通じて、豪州シドニー近郊の「Midtown開発計画」(第2期・第3期)の分譲住宅・公営住宅開発事業への参画を決定したと発表した。
オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州、シドニー近郊マッコリーパーク地区の開発地に、分譲住宅約2,200戸、公営住宅約1,100戸および学校等の各種施設を一体整備するプロジェクト。同社は第1期分譲住宅「MAC」に続き、分譲住宅開発事業「Treehouse」を含む分譲住宅開発事業3棟および公営住宅開発事業1棟(計4棟884戸)の開発事業に参画する。
「Treehouse」(総戸数162戸)は、鉄筋コンクリート造地上16階建て。延床面積は約1万5,000平方メートル。地上1階にはスーパーマーケット等の商業施設が入居予定で、ファミリー層をターゲットとする。また敷地内に公園等を整備することにより、敷地面積に対して一定の割合以上の緑を確保。周囲の緑地環境との一体整備による環境施設を採用を予定している。また、機能性ガラスやスマートメーターの設置等により、環境性能認証Green Starの5スターを取得する見込み。着工は、2023年10月に、竣工は25年12月の予定。
分譲住宅棟1(総戸数272戸)は鉄筋コンクリート造地上24階建て。延床面積は約2万3,200平方メートル。同2(総戸数234戸)は鉄筋コンクリート造地上19階建て。延床面積は約2万600平方メートル。公営住宅(216戸)は鉄筋コンクリート造地上16階建て。延床面積は約1万4,600平方メートル。いずれも24年以降着工、26年以降竣工の予定。