国土交通省は16日、2023年度「LCCM住宅整備推進事業」第2回目の募集を開始した。
LCCM住宅は、建設時、運用時、廃棄時においてできるだけ省CO2に取り組み、さらに太陽光発電などを利用した再生可能エネルギーの創出により、住宅建設時のCO2排出量も含めライフサイクルを通じてのCO2の収支をマイナスにするもの。
同事業では、50年カーボンニュートラルの実現に向け、先導的な脱炭素化住宅であるLCCM住宅の整備に対し支援を行なう。
対象となる事業は、強化外皮基準(ZEH水準の断熱性能)を満たすもの、再生可能エネルギーを除き一次エネルギー消費量が現行の省エネ基準値から25%以上削減されているもの、ライフサイクルCO2の評価結果が0以下となるもの等。設計費、建設工事等における補助対象工事の掛かり増し費用の合計2分の1を補助する。補助限度額は1戸当たり140万円。
申請期間は1月19日まで。申請方法など詳細は、LCCM住宅整備推進事業実施支援室ウェブサイトを参照。