不動産ニュース / 開発・分譲

2023/10/19

一条工務店、浜松で環境配慮型分譲マンション

「一条レジデンス西伊場」完成予想図

 (株)一条工務店は、サーラエナジー(株)との協業による環境配慮型分譲マンション「一条レジデンス西伊場」(浜松市中区、総戸数92戸(一般募集対象外10戸))の販売(2期)を10月下旬より販売する。

 同物件は、JR東海道線「浜松」駅より約3.2kmの大規模複合再開発地に立地。建物は鉄筋コンクリート造基礎免震構造、地上7階建て。浜松市のスマートタウン構想に基づき開発されているもので、同物件のほか、戸建て住宅街、商業施設、防災機能付き公園、保育園などで構成。同物件も「浜松市スマートマンション等集合住宅整備促進事業」として初の認定を受けている。竣工は2024年5月下旬予定。

 マンション屋上の太陽光パネル設置とともに、28kwh相当の蓄電池を搭載。不足分の電力をサーラエナジーの実質CO2フリー電力を受給することで、マンション共用部の電力をCO2フリー100%とする。各戸にはエネファームを設置。省エネ性とレジリエンス性とを両立する。エネファームで発電した余剰電力をサーラエナジーが買い取り。その対価をカードのポイントとして還元する。ポイントはギフトカードに交換できる。

 また、各家庭の電力消費量を可視化し、環境価値を創出してサーラエナジーに譲渡。サーラエナジーは各家庭にポイントとして還元し、その環境価値を浜松市内の企業等に販売することで、地域の環境負荷を軽減する。

 住戸は2LDK・3LDK、専有面積65~100平方メートル。2期以降販売対象住戸は57戸。販売戸数や販売価格は未定。

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