不動産ニュース / 開発・分譲

2023/11/13

2000年築の分譲マンション住戸を省エネ化し再販

「ジオ茨木学園町参番館」リノベーション住戸の内観

 阪急阪神不動産(株)はこのほど、同社が分譲した「ジオ茨木学園町参番館」(大阪府茨木市)の1室を省エネ基準を満たすようにリノベーションし、販売を開始したと発表した。

 買取再販事業「Styles」での取り組み。「ジオ茨木学園町参番館」は、阪急電鉄京都線「茨木市」駅から徒歩約20分に立地。2000年築、鉄筋コンクリート造14階建て。同物件は4階に所在、間取りは3LDK、専有面積は73.29平方メートル。

 住戸内の全窓に、一般複層ガラスと比較し約1.5倍の断熱効果を実現する効果がある「Low-E複層ガラス」を導入。冷暖房システムの負荷を軽減し、断熱等性能等級4並びに一次エネルギー消費量等級4の基準を満たした。
 キッチンには、従来型同等商品より約30%節水できる浄水器一体型水栓を設置。ユニットバスにも、高断熱浴槽やエコシャワーを採用した。

 販売価格は、3,780万円。

この記事の用語

買取再販

既存住宅を買い取り、リフォーム工事を実施した上で販売する事業形態をいう。 買取再販に当たって実施するリフォーム工事が、大規模な修繕工事、耐震改修、バリアフリー改修、省エネ改修など一定の要件に該当する場合には、当該既存住宅の取得に係る登録免許税の軽減措置および、不動産取得税の軽減措置が講じられている。

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