(株)新日本建物は16日、(株)タスキとの経営統合を発表した。
共同株式移転により、2024年4月1日に両社の完全親会社となる(株)タスキホールディングスを設立する。新日本建物は、「ルネサンス」ブランドでの分譲マンションの供給をはじめ、ワンルームを中心とした「ルネサンスコート」シリーズや、最上位グレードの「ルネサンスプレミアムコート」シリーズ等の企画・開発・販売を手掛けている。一方タスキは、先端テクノロジーを活用したプラットフォーマーとして、不動産デベロッパー向けにDX戦略の策定から効果検証まで行なうDXコンサルティング事業を展開している。
5月にタスキから経営統合を持ち掛けて以降、両社で本格的な議論を続けてきた。さらなる成長に向けた経営基盤を整え、持続的な成長を実現できると判断。共同持株会社設立による経営統合に踏み切った。
経営統合することで、事業用地の流通事業において相乗効果が見込めると判断したほか、リソースの共同利用による業務効率改善・コスト削減を図る。また、相互の人材交流によって多様な人材が能力を発揮できる職場環境整備も行なっていく。