不動産ニュース / 開発・分譲

2023/12/7

NTTUD、神戸のアリーナでZEB Ready認証

 NTT都市開発(株)は7日、4月に着工した「神戸アリーナプロジェクト」(神戸市中央区)が「ZEB Ready」認証を取得したと発表。同認証の取得は大規模アリーナ施設としては国内初となる。

 同プロジェクトは、敷地面積約2万3,700平方メートル。建物は鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造7階建てで、延床面積は約3万2,300平方メートル。収容客数は約1万人。

 アリーナ気積縮小による空調負荷の低減、全熱交換器の導入、CO2濃度センサーによる外気導入量制御等により、基準一次エネルギー消費量から約52%の削減を達成。BELS認定の最高評価(五つ星)を獲得するとともに、「ZEB Ready」認証を9月30日付で取得した。

 竣工は2025年2月、開業は同年4月の予定。

「神戸アリーナプロジェクト」イメージ

この記事の用語

ZEB

消費する一次エネルギーが実質的にゼロである建物。英語のNet Zero Energy Building(ネット ゼロ エネルギー ビルディング)の略語である。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。