不動産ニュース / 開発・分譲

2024/1/11

神田に食がテーマのシェアオフィス/リビタ

 (株)リビタは11日、複合型シェアオフィス「12KANDA(ジュウニ カンダ)」(東京都千代田区)の竣工を発表した。

 JR山手線他「秋葉原」駅徒歩5分、東京メトロ銀座線「神田」駅徒歩3分、都営地下鉄新宿線「岩本町」駅徒歩4分に位置。土地面積352.01平方メートル、鉄骨造一部鉄筋コンクリート造・地上10階地下1階建て。延床面積1,944.39平方メートル。

 ビジネスと「食」の機能が融合する複合施設。地下1階に、アトリエやギャラリーとして展示・物販ができる空間を併設した「小商いオフィス」を設置。菓子製造業許可および飲食店営業許可を取得でき、日替わり利用も可能な業務用シェアキッチン(3区画)も設けた。1階には飲食店舗も出店。建物内のテラススペースで、テイクアウトした商品を飲食することもできる。
 2~10階がシェアオフィス。フリーデスク16席、完全個室のプライベートデスク33区画・プライベートオフィス33区画を用意した。

 オフィスの入居企業には、専用アプリを通じ、施設内の飲食店や店舗のお得な情報、本日のメニュー情報などを配信。飲食店舗に入居するテナントには、オフィス入居者への新規メニュー開発に活用できるアンケートの実施などを行なう。

 「食」をきっかけに、外部の人も気軽に立ち寄りやすい場所となることで、オフィスワーカーから地域住民、地方から訪れる来街者まで多様な人が行き交うまちのたまり場となることを目指す。
 2月より、シェアキッチン区画およびオフィス区画の入居を開始する。

「小商いオフィス」イメージ

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。