不動産ニュース / 開発・分譲

2024/1/15

「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」に商業の新エリア

「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」4階のダイニングフロア

 森ビル(株)は、2023年10月に開業した「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」(東京都港区)において、飲食を中心とした新エリアを24年1月16日に開業する。それに先立ち15日、報道陣に公開した。

 新エリアは、東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅直結の「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」地下2階~地上7階に位置。面積約1万1,200平方メートル、全70店舗で構成。

 4階には、全20店舗で構成するエリア最大級のダイニングフロアを配置。関東初出店となる「中華バル サワダ」や、NEXT JAPANがテーマの居酒屋「虎ノ門 楽甚」、独創性に溢れたくずし鮨とワインを提供する「鮨 おにかい×2」など、個性的な飲食店を誘致した。

 地下1階には、世田谷代田のスーパー・酒「信濃屋」とワインレストラン「W」との複合新業態店舗「cask/W TORANOMON」など、日常使いに適した全4店舗を揃える。地下2階で23年10月に先行開業している商業空間「T-MARKET」では、新たに居酒屋「Uke」を誘致し、全面オープンとする。

 なお、2~3階には、エリア初の大型ファッションセレクトショップ「SELECT by BAYCREW’S」を誘致。名古屋の老舗自転車店「Circles」やウィメンズのヴィンテージデニムにフォーカスした「THENIME」など、さまざまな新業態をそろえる。5階には、ジム・温浴・サウナ・メディテーションが一体となった都心最大級のウェルビーイング施設が出店。それぞれ開業は、24年2月29日、同年4月15日。

「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」地下1階には、デイリーユースに適したスーパーマーケットを誘致
地下2階の広場「ステーションアトリウム」に面した商業空間「T-MARKET」。残る1店舗が開業し、全面オープンを迎える

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