不動産ニュース / その他

2024/2/5

会社や社員を守るため、カスハラ対策が不可欠に

 “セクシャルハラスメント(セクハラ)”、“パワーハラスメント(パワハラ)”など、さまざまなハラスメント(いやがらせ、いじめなど)が問題となっているが、それらに加えて社会問題化しているものに“カスタマーハラスメント(カスハラ)”がある。

 カスハラとは、顧客が企業や店舗などに過剰な欲求や不当な言い掛かりを行ない、相手企業や従業員にダメージを与えるハラスメントをいう。従業員が客から土下座を強要された、罵詈雑言を吐かれたといった話やニュースを耳にしたことがある人も多いはず。

 不動産業はサービス業という消費者からクレームを受けやすい業界であること、かつ、金額が高額で取引への思いが強くなりがち、担当者との関係が長い時間継続する…といった背景もあり、カスハラが発生しやすいようだ。実際に、不要・不当な補償を求める過剰欲求、「馬鹿野郎」や男性・女性蔑視を含む人格否定発言など、さまざまなカスハラ被害が発生していることが取材を通じて確認された。今やカスハラ対策は、会社・従業員を守るためにも不可欠である、と言えそうだ。

 月刊不動産流通2024年3月号(2月5日発行号)では、「カスハラ対処法」を特集。日本カスタマーハラスメント対応協会代表理事の島田恭子氏が、カスハラ事例、カスハラ発生の傾向や対策などを解説。併せて、不動産事業者が遭遇したカスハラ実例や各社の対応策などの取材記事も掲載している。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。