森ビル(株)は13日、同社初の営農型太陽光発電所「森ビル筑西市桑山営農型太陽光発電所」(茨城県筑西市)を稼働した。
同社は、2023年度末~24年度にかけて、農業と太陽光発電を同時に行なう営農型太陽光発電所を6サイト・延べ10ha超の開発を進めており、今回稼働した筑西市の発電所はその初弾。
敷地面積は1.9ha。農業の後継者問題で荒廃リスクのあった農地を再利用したもので、年間約280万kWhの月電量を見込んでいる。発電した電力はオフサイトPPAによって虎ノ門ヒルズ森タワー(東京都港区)に供給する。さらに、筑西市との間で防災協定を締結し、地域防災の向上にも貢献していく。
農地においては、(株)エコ革ファームと協業し、小麦と大豆の二毛作を行なう予定。