セキスイハイム九州(株)は19日、鉄骨系平屋の企画住宅「HeimD1(ハイムディーワン)」を2月23日に発売すると発表した。
初めて住宅を購入する20~30歳代の共働き子育て層がターゲット。フラットでオープンな、家族同士のつながりや効率的な動線を確保する30プランを用意。家族構成やライフスタイルの変化に応じて、和室、子供部屋、書斎などに使い方を変えられる「チェンジルーム」や屋外・自然との連続性を持たせる軒下空間等も提案する。なお、内装のカラーやインテリアスタイルも7種類からセミオーダー可能とする。
建物は、台風や地震など災害への備えが特に求められている九州の地域特性を反映。低低重心で地震の揺れに強い平屋のメリットに加え、柱と梁を工場で溶接し一体化したボックスラーメン構造の鉄骨ユニットを強固に連結する独自工法で、構造体を強化した。屋根についても、軽量かつボルトレスで、地震の揺れによる影響や台風等による水漏れリスクが抑えられるものを採用した。
断熱等級6対応の「あったかしっかり断熱」も標準とする。なお、太陽光発電・蓄電池・電力をコントロールするHEMS「スマートハイムナビ」により、災害時でも在宅避難を可能とする。
販売目標は、年間60棟。延床面積80.92平方メートルのモデルプランは、販売価格2,500万円台~。