不動産ニュース / 開発・分譲

2024/2/21

大和ハ他、MM21で大規模複合開発

「みなとみらい21中央地区52街区開発事業」の完成予想図

 大和ハウス工業(株)は、「みなとみらい21中央地区52街区開発事業」を22日に着工する。

 (株)コーエーテクモホールディングスの親会社のグループ企業である(株)光優との共同事業。世界初のゲームアートミュージアムをはじめ、地域熱供給プラント、オフィスを併設した複合開発となる。開発地はみなとみらい線「新高島」駅徒歩2分で敷地面積は1万1,818.44平方メートル。建物はオフィス棟とミュージアム棟の2棟構成。オフィス棟は鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造の免震構造地上29階地下2階塔屋6階建て。ミュージアム棟は鉄骨造地上3階建て。全体の延床面積は11万3,893平方メートル。

 オフィス棟の地下には地域熱供給プラントを設置。みなとみらい二十一熱供給(株)が運営するもので、高効率な地域冷暖房システムを使い、地区全体に安定的なエネルギー供給を行なう。また、4~29階のオフィスフロアは、1フロア約2,700平方メートルの無柱空間として柔軟なレイアウト変更に対応。18階と24階は床下30cm・天井高400cm確保し、ラボやテストキッチンといった大型の什器・設備が必要なテナントにも対応できるようにした。低層階には店舗等を誘致する。防災倉庫や非常用発電機、貯水タンクなども整備し、災害対策も充実させる計画。

 ミュージアム棟は、光優が事業主体となって整備。ゲーム映像やキャラクターデザインなどゲームにまつわるさまざまな要素をアートとして展示したり、CG技術を使って体験型展示を行なったりなど、世界中のゲームファンが集まる施設を目指す。

 竣工は2027年5月末の予定。開業は同年7月を予定している。

世界初のゲームアートミュージアムとなるミュージアム棟の完成予想図

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お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。