不動産ニュース / その他

2024/4/1

アルミ缶リサイクルでサプライチェーン

アルミ缶水平リサイクルのスキームの概念図

 住友不動産(株)、(株)UACJ、東洋製罐グループホールディングスは3月28日、使用済みのアルミ缶を原料に、再びアルミ缶を製造する「水平リサイクル」のサプライチェーンを共同で構築したと発表した。

 具体的には、4月から、住友不動産が保有する都内のオフィスビルで分別回収されたアルミ缶で、UACJがアルミ板製品を製造。東洋製罐グループがそれらを原料にアルミ缶やアルミカップを生産する。

 住友不動産としては、この取り組みをオフィス利用者に周知することでリサイクル意識の向上を図るとともに、同社が開催している「桜まつり」でも再生されたアルミカップを活用することで、水平リサイクルをさらに推進していく。

 アルミ缶は、リサイクルで発生するCO2が新規製造時の約3%とごく少量のため、今回のスキームにより3社は、資源の国内循環と温室効果ガス排出量の削減に貢献するとしている。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。