北海道セキスイハイム(株)は4日、環境などに配慮した住宅パッケージ「ミライクラス+(プラス)」を発売した。
セキスイハイムグループは2013年にZEH対応住宅「ミライクラス」を、20年に「スマートパワーステーション ミライクラス」を発売し、暮らしと社会の変化に対応する“未来基準の家”を展開してきた。
「ミライクラス+」は、ZEHの上位ランクであるNearly ZEH+や、ZEH+水準を満たす住性能を有する商品パッケージ。これらの水準を標準でクリアし、国の支援事業(補助事業)にも対応可能となる。またPVと蓄電池により、優れたエネルギー自給自足率と光熱費削減効果を実現し、国が30年に標準化することを目指しているZEHを上回る基準となる。
同社が提供している「あったかしっかり断熱」により、国が30年に義務化を目指す断熱等級5相当を上回る断熱等級6相当の断熱性を確保。24年度のZEH+支援事業(補助金)で予定されている高断熱化の加算措置にも対応する見込みとなっている。
さらにユニット単体でも高い耐震性を確保する構造体であることや、大容量PVで生み出した電力により災害による停電時でも電気を復旧できる等、災害時のレジリエンス性能・仕様に注力している。
延床面積約130平方メートルのモデルプランに「ミライクラス+」を導入した場合のUA値は0.28。年間30棟の販売を目指す。
