不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2024/4/8

増収減益/インテリックス24年5月期3Q

 (株)インテリックスは5日、2024年5月期第3四半期決算(連結)を発表した。

 当期(23年6月1日~24年2月29日)は、売上高303億8,100万円(前年同期比8.6%増)、営業利益1億6,500万円(同52.8%減)、経常損失5,400万円(前年同期:経常利益800万円)、当期純損失3,600万円(同:当期純損失5,300万円)。

 主力のリノベーション事業分野では、リノヴェックスマンションの販売件数が828件(同3.0%増)となったのに加え、平均販売価格も2,788万円(同6.8%上昇)と好調だったことにより、物件販売の売上高は231億1,500万円(前年同期比10.7%増)となった。賃貸収入の売上高は8,400万円(同26.3%減)。その他収入の売上高は、リノベーション内装事業の受注増等により、19億1,200万円(同38.6%増)となった。同事業分野の売上高は251億1,300万円(同12.2%増)を計上したが、リノヴェックスマンションの利益率の低下により営業利益は1億2,000万円(同75.4%減)となった。

 ソリューション事業分野は、物件販売の売上高が35億1,700万円(同20.8%減)。賃貸収入の売上高は7億200万円(同7.8%減)となった。その他収入の売上高は、ホテル事業の稼働率上昇等により10億4,800万円(同155.2%増)の増収。同事業分野の売上高は52億6,800万円(同6.2%減)、営業利益は7億900万円(同30.3%増)となった。

 通期については、売上高485億4,300万円、営業利益7億6,900万円、経常利益3億6,400万円、当期純利益2億4,700万円の増収増益を見込む。

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リノベーション

新築を除く住宅の増築、改装・改修、模様替え、設備の取替えや新設などの改造工事を総称してリノベーションという。リフォーム、リモデルなどとも。既存建物の耐震補強工事もリノベーションの一種である。

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