不動産ニュース / 開発・分譲

2024/4/25

「札幌」駅徒歩圏に低炭素認定マンション/大京他

「ザ・ライオンズ札幌植物園 YAYOI GARDENS」外観イメージ

 (株)大京と北海道旅客鉄道(株)(JR北海道)は、開発中の分譲マンション「ザ・ライオンズ札幌植物園 YAYOI GARDENS」(札幌市中央区、総戸数83戸)のマンションギャラリーを、27日より一般公開する。

 札幌市営地下鉄東西線「西11丁目」駅徒歩8分、JR「札幌」駅の徒歩圏に立地。官公庁のほか、「大通公園」「北海道大学植物園」などの緑に囲まれた閑静な住環境。JR北海道グループが運営していた温浴施設・ホテルの跡地に、商業施設や賃貸住宅と共に複合開発を行なう。
 敷地面積2,093.23平方メートル。鉄筋コンクリート造地上15階建て。北・東・南の三方が道路に接する敷地に、全戸南向きの住棟を配置。間取り2LDK・3LDK・4LDK。専有面積61.67~94.44平方メートル。全8タイプを用意する。

 住戸は、シューズインクロークやクローゼットのほか、玄関脇にトランクルームを設置。一体化した広い空間として利用できるよう、リビングダイニングと洋室との間仕切りにスライドドアを採用した。

 共用部のエントランスホールは天井高約5mの2層吹き抜け構造。壁面にはフェイクグリーンと木目調クロスをあしらい、一部に天然木を採用する。内廊下は動線を2つに分け、1フロア3戸に1基の専用エレベーターを割り当てることで、プライバシー性を高める。
 平地式駐車場の半数以上(26区画)にEV充電コンセントを設置。残りの区画も将来的にコンセントを設置できるよう、空配管を備える。シェアサイクルシステムも導入する。

 「ZEH-M Oriented」「BELS」の認証を取得。共用部の一部の電力を賄う太陽光パネルや節水に役立つ機器を導入することで、低炭素建築物の認定も取得した。

 竣工・入居開始は2025年6月の予定。

この記事の用語

ZEH

年間に消費する正味(ネット)のエネルギー量がおおむねゼロ以下となる住宅。ZEHは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称で、和製英語である。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。