不動産ニュース / 開発・分譲

2024/5/13

相模原で防災性強化した分譲マンション/積水化

分譲マンション「ハイムスイート相模原横山台」外観イメージ

 積水化学工業(株) 住宅カンパニーは13日、分譲マンション「ハイムスイート相模原横山台」(神奈川県相模原市、総戸数155戸)の分譲を開始したと発表した。

 JR横浜線「相模原」駅からバスで約15~16分、バス停徒歩6分に立地。敷地面積約6,129平方メートル。鉄筋コンクリート造地上9階建て、延床面積約1万2,355平方メートル。

 災害力への対応と、スマートサービスの強化に向け、同社の戸建住宅ブランド「セキスイハイム」で培ったスマート技術・インフラ技術を中心に同社グループの製品を採用した。

 住民専用のアプリ「NiSUMU(ニスム)」を導入。共用部の施設やシェア品の予約、共用部の鍵の施解錠をアプリを通じて行なえるようにする。また、共用施設向けアプリ「Plus SUITE コンシェルジュ」を採用。共用部の予約状況の確認や、各種お知らせをタブレット端末から確認できるようにする他、スマート街灯や防犯カメラと連携し、共用部のライブ映像をスマホで閲覧可能とした。アプリを通じて、無人コンビニ「TUKTUK(トゥクトゥク)」の軽食や飲み物を買うこともできる。

 レジリエンス性の強化では、太陽光発電システムや蓄電システムの他、地震を感知すると流入量や流出量を制御し、受水槽内が満水になるまで水を確保する災害時対応型貯水システムを導入。火災の際に膨張し、隙間を埋めて炎や熱の侵入を防ぐ熱膨張耐火材「フィブロック」を区画貫通部の配管回りに採用するなどした。

 第1次販売戸数は3戸。間取りは2LDK~4LDK、専有面積は61.72~79.69平方メートル。販売価格は、3,698万円~5,698万円。5月中旬には第1期2次販売を行なう予定。販売戸数は未定で、間取りは2LDK~4LDK+DEN、専有面積は61.72~89.08平方メートル。予定販売価格は、3,200万円台~6,700万円台。予定最多販売価格帯は、4,200万円台、4,300万円台、4,400万円台(各12戸)。

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