不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2024/5/14

明和地所、中計を策定。3年後に売上高880億円へ

 明和地所(株)は13日、2025年3月期を初年度とする3ヵ年の中期経営計画を策定した。

 基本方針は、(1)パワーファミリー・富裕層をターゲットとする商品・サービスを販売、(2)好立地・住まいここちの良い上質な商品を提供、(3)成長が続く中古市場への取り組みを強化、(4)富裕層に好立地・高品質な賃貸マンションを販売、(5)利益の安定したマンション管理、賃貸事業を拡大の5つ。

 コア事業である分譲事業は中計最終年度の27年3月期の売上高470億円を目指し、厳選した仕入れを行ない、仕入れ手法を多様化させる。首都圏の世帯年収1,000万円以上の共働き世帯と富裕層に向け、環境共生型住宅の提供や地域貢献、コミュニティの形成支援など、上質な住まいの提供を図る。また、社内専門スタッフの直接検査による建設品質管理や15年住宅設備保証サービスの標準化など、徹底した品質管理とアフターサービスの充実などを施策に掲げた。

 また、分譲事業を補完する事業として、周辺のウェルスソリューション事業、買取再販、売買仲介の各事業を強化する。管理事業は着実に成長させて、安定事業として育てていく方針。全体ポートフォリオは、アセットライトを目指す。

 最終年度に当たる27年3月期は連結売上高880億円(24年3月期比23.5%増)、営業利益55億円(同10.5%増)、経常利益41億円(同2.75%増)を計画する。

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