不動産ニュース / 開発・分譲

2024/5/24

宮城・名取で物流施設を竣工/三井不

「MFLP仙台名取I」外観

 三井不動産(株)は24日、マルチテナント型物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク(MFLP)仙台名取I」(宮城県名取市)の竣工式を、23日に執り行なったと発表した。

 仙台東部道路「名取中央」スマートICから約900m、国道4号線に立地。敷地面積は約2万平方メートル。鉄骨造地上4階建て。延床面積は約4万5,000平方メートル。トラックバースは40ftのコンテナ車両に対応。有効天井高は5.6m以上。

 津波等の災害に備えた施設として、3階の一部を緊急指定避難場所として整備。名取市と防災協定を締結し、非常用トイレの提供や防災備蓄倉庫の利用協力を行なうなど、地域住民の防災拠点を目指す。

 共用部は、エントランスホールには地元・宮城で採掘される秋保石を使用。間接照明で柔らかい雰囲気を演出する。2ヵ所あるラウンジではWi-Fiを装備。24時間無人コンビニやドライバー休憩所なども提供する。

 屋上には太陽光発電パネルを設置し、ZEBやDBJ Green Buildingの認証を取得する予定。
 また、物流の2024年問題に対応するため、ドライバーの荷待ち時間削減に寄与するバース予約システムを標準採用し、業務の効率化を図っていく。

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物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

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