ミサワホーム(株)は30日、営業拠点となるオフィスや国内生産工場で使用する電力、施工建設現場の仮設電気について、高圧電力から再生可能エネルギー電力への切り替えを順次進めていることを明らかにした。
プライムライフテクノロジーズグループでは、同社の他パナソニック ホームズ(株)、トヨタホーム(株)の3社が、オーナーおよびリフォーム工事の契約者を対象とした太陽光発電システムの余剰電力買取サービスや、オフサイトPPA・オンサイトPPAの活用といった取り組みを実施。事業活動に伴う電力使用から発生するCO2の排出削減を推進している。ミサワホームでは、これらの取り組みに加えて、営業拠点や生産工場、建設現場で使用する電力についても、再生可能エネルギーに切り替えを進めることとした。
全国21拠点では、高圧電力をミツウロコグリーンエネルギー(株)からの再生可能エネルギー電力に、建設現場の仮設電気はエネサービス(株)が再生エネルギー発電所より調達しトラッキング付非化石証書を発行し環境価値を付与したRE100電気(CO2フリー)に切り替える。
これらの取り組みにより、同社グループの再生可能エネルギー化率は、2023年度実績の2%から、24年度には40%を達成する見込み。