不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/6/5

景気DI、2ヵ月連続の悪化/TDB調査

 (株)帝国データバンク(以下、「TDB」)は5日、2024年5月の「TDB景気動向調査」の結果を発表した。有効回答は1万1,410社。

 景気DI(0~100、50が判断の分かれ目。50より上は「良い」、下は「悪い」)は、43.5(前月比0.6ポイント減)となり、国内景気は2ヵ月連続で悪化した。個人消費の低迷と、原材料価格の高止まりなどコスト負担の増加が要因。10業界中8業界で悪化、2業界で改善した。

 「不動産」は47.7(同1.6ポイント減)と悪化。「建築費高騰で新築供給が少ないため家賃が上昇している」(貸家)や「建築資材の価格が上昇し続けている。借入利率の上昇によるマイナス影響もみられる」(不動産管理)などのコメントが見られた。

 今後について、TDBは「好悪それぞれの要因が表れるなかで、横ばい傾向で推移する」と見込んでいる。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。