
ポラスグループの(株)中央住宅は14日、分譲戸建住宅「リーズン八千代緑が丘 とわの街」(千葉県八千代市、総戸数72戸)を報道陣に公開した。コロナ禍以後増えてきた「おうち時間」を大切にするユーザーに訴求するため、平屋街区や家庭用サウナ付き住戸などを用意。5月10日販売開始の1期は残1戸と順調な滑り出しを見せた。
同物件は、東葉高速鉄道「八千代緑が丘」駅徒歩18分に立地。建設地は大学の薬草園跡地で、直近は化粧品会社が未利用で保有していたものを、仲介会社を通じて取得した。市街化調整区域で、開発に当たって最低敷地面積が160平方メートル以上に規制されていることを利用し、戸当たりの土地面積を165~200平方メートルとし、フットパスを設けるなどゆとりあるランドプランとした。
建物は、木造在来工法平屋・2階建て。3LDK~5LDK、建築面積約96~107平方メートル(1期)。現在4戸が完成。残りは2024年10月完成予定。耐震等級3、都市ガス、浄化槽。リビング天井高2,700㎜、リビング床暖房、ポタジェ(果樹園)、雨水タンク、ハイブリッド給湯機などが標準。ほぼすべての住戸は駐車場2台。
敷地のゆとりを生かして、勾配天井の平屋建て住戸を7戸用意。自宅での時間の充実を求めるユーザー向けに、格子天井の和室を設けたプラン、DEN付きプラン、家庭用サウナ(IESAUNA)付きプランなどを企画。1期では平屋住戸が3戸、サウナ付き住戸は4戸用意。サウナ付き住戸は浴室に面したテラスを設け、使用後すぐ汗を流せる動線とした。反響を見て、未着工の2期以降でもサウナ付き住戸を設定していく。
2月10日にホームページを開設。これまでの反響数は127件(資料請求77件、現地来場50組)。1期19戸(1戸はモデルハウスで販売対象外)の販売価格は、3,780万~5,180万円。3戸の平屋住戸は最大3倍で完売したほか、すでに17戸が販売済み。購入者の7割が千葉県在住、その半数が八千代市在住。残り3割は都内、神奈川県在住者。30~40歳代のファミリーが中心で、平屋住戸は50~60歳代のシニア層の人気を集めたという。
7月上旬に2期13戸、9月に3期9戸、11月に4期16戸、25年1月に5期15戸をそれぞれ供給する予定。
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