（株）日本ハウスホールディングスは14日、新規事業として既存住宅の買取再販事業およびレンタル収納事業を開始すると発表した。
既存住宅の買取再販事業は、これまで培ってきた新築注文住宅事業、リフォーム・メンテナンス事業のノウハウを活用。既存住宅を買い取り、リフォームを行なった上で、幅広い層に手頃な価格で販売していく。同社の注文住宅を購入した顧客の自宅売却ニーズに加え、他のハウスメーカー等の住宅についても取り扱う。まず、全国9支店（札幌・仙台・松本・新潟・横浜・埼玉・千葉・名古屋・岡山）を中心に展開していく。
レンタル収納事業は、在宅ワーク等の働き方の拡大や、若年層のライフスタイルの変化、住宅や事務所の狭小化等を受け都市部を中心に需要が高まっている背景から参入する。全国に展開している同社支店・営業所が入居する自社保有ビルの空きスぺースや遊休不動産を活用し、レンタル収納スペースを個人、法人へ提供していく。
両事業への参入に伴い、住宅統轄本部内に「買取再販事業部」、不動産統轄本部内に「ハッピーストレージ事業部」の2つの事業本部を新設。新築注文住宅事業、リフォーム・メンテナンス事業、マンション事業、投資事業に続く、新たな収益の柱として育成していく。
