不動産ニュース / 開発・分譲

2024/7/5

ロサンゼルス郊外で木造集合住宅を開発/住林他

完成イメージ

 住友林業(株)、芙蓉総合リース(株)、小田急電鉄(株)は5日、米国の大手ディベロッパー・Trammell Crow Residential(以下、「TCR」)と共同で、米国カリフォルニア州ロサンゼルス郊外モンクレア市に木造集合住宅「Alexan Marlowe」(総戸数302戸)を開発すると発表。3社共同で推進するプロジェクトの第2弾となる。

  住友林業の子会社SFA MF Holdings、芙蓉総合リースの子会社Fuyo General Lease(USA)Inc.、小田急電鉄の子会社Odakyu USA Inc.が組成したJVと、TCRが共同出資する特別目的会社(SPC)が開発主体となる。プロジェクト組成のとりまとめ、および参画企業との調整は、住友林業の子会社であるSFCアセットマネジメント(株)が担う。総事業費は約234億円。

 物件は、ロサンゼルス広域都市圏インランド・エンパイアに位置。建物面積約4万300平方メートル、木造枠組工法を採用。3~4階建てのアパートタイプ、3階建てのタウンホームタイプを建設する。
 大きなプールとスパを設置。共用施設としてバーベキューデッキ、ペット用のスパやグルーミング施設、コワーキングスペース、キッズルーム付きのジムなども設ける。

 着工は7月、竣工は2027年1~3月頃の予定。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

コワーキングスペース

属性の異なる人々が共同で利用し、相互に交流することのできる仕事場。英語のcoworking space。業務のための場所を共有するだけでなく、利用者間の交流が生まれるところに特徴がある。また、交流を促すための行事などが実施される場合もある。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。