東京都は4日、2024年5月の新設住宅着工統計を発表した。
同月の新設住宅着工戸数は9,923戸(前年同月比10.9%減)と2ヵ月ぶりに減少した。
利用関係別では、持家は1,005戸(同10.2%減)、貸家は4,910戸(同22.4%減)と共に減少。持家は4ヵ月連続で前年同月を下回った。貸家の減少は2ヵ月ぶり。分譲住宅は3,904戸(同9.2%増)と、2ヵ月連続で増加した。このうちマンションは2,497戸(同27.4%増)、一戸建ては1,375戸(同13.0%減)。マンションは前月に続いて増加したが、一戸建ては3ヵ月連続の減少。
地域別では、都心3区が560戸(同10.9%増)。都心10区は3,005戸(同4.7%増)。区部全体では7,830戸(同7.2%減)で2ヵ月ぶりに減少した。市部は2,075戸(同22.1%減)で4ヵ月連続減。