(株)ツクルバは、クラウドサービスを活用した住まいに関する金融DX強化を目指し、三菱UFJ銀行とBaaS事業連携に向け協議を開始した。
ツクルバは、ITを活用した既存・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」を展開。2024年2月時点で、46万人超のユーザーが登録している。
三菱UFJ銀行は22年より、決済や口座開設、資産運用サービスなどを外部企業と連携して提供するBaaS(Banking as a Service)事業を進めており、このほど、一般的なネットバンキング機能を備えたアプリを外部企業へ提供する基盤である「&BANK」の開発めどが付いたことを公表。「 &BANK」を活用すれば、提携企業のブランドイメージに合わせたカスタマイズや情報発信、提携企業の商流に組み込まれた金融サービスの提供が可能となる。
両社は、既存リノベ住宅の売買におけるDXを通じた新たな金融サービスの企画開発を目的に、24年3月15日付で、業務提携に向けた協議を開始。またBaaSを起点とした包括的協働の検討に関する覚書も締結。今後さらに協議を進めていく。