不動産ニュース / 開発・分譲

2024/7/29

CLT活用したガレージハウスの用地取得

 

「プレミアムガレージハウス」内装イメージ

 (株)フィル・カンパニーは26日、CLTを活用した新商品「プレミアムガレージハウス」の第1弾となる物件の開発用地を取得したと発表した。

 同社グループは、“まちのスキマを「創造」で満たす。”を目標に掲げ、社会課題である「未活性空間の増加」を解決すべく事業を展開している。また、環境に配慮した建物開発の一環としてCLTを用いた「プレミアムガレージハウス」の開発を推進。今回の取得した開発用地では、効率的な生産体制の検討や、入居者および物件購入検討者への付加価値を検証するとともに、完成後は一部をモデルルームとして使用する予定。

 計画地は神奈川県小田原市。土地面積は約221平方メートル。建築予定戸数は1棟2戸。

 CLTの耐久性を生かし、広いシャッター開口や、車庫内に2台収納できるスペースを実現。木ならではのぬくもりを感じる室内空間を提供するとともに、間仕切りの少ない開放的な空間とする。

 さらに国産木材CLTを使用することで、木材の需要を高め、国内の林業や木材産業の活性化に貢献。CLTの耐震性・耐久性により災害に強いまちづくりにも寄与するとしている。

この記事の用語

CLT

木材板を積層接着した厚型のパネル。英語のCross Laminated Timberの略で、和訳は「直交集成板」である。 CLTは、板の層を繊維方向が直交するように交互に張り合わせたもので、高い寸法安定性、優れた断熱性があるほか、CLTを柱や梁とする構造は軽量で耐震強度を確保できるとされている。

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