不動産ニュース / その他

2024/8/1

三井不レジ、ごみ減量&資源循環の取り組みを拡大

 三井不動産レジデンシャル(株)は1日、住商複合開発「幕張ベイパーク」(千葉市美浜区)のマンションを対象に、ごみの減量と資源循環による収益をまちづくりに還元するモデルの導入を開始した。

 幕張ベイパークのエリアマネジメント団体であるB-Pamと共に、同マンション内の3棟、2,072戸の分譲マンション・商業施設に、資源循環サービス「PASSTO(パスト)」の導入を開始する。

 「PASSTO」は、持ち込まれた不用品を受け取り、リユース・リサイクル事業を展開する(株)ECOMMIT(鹿児島県薩摩川内市、代表取締役CEO:川野輝之氏)が不用品の回収・選別・再流通を一気通貫で行なうサービス。

 幕張ベイパークのコミュニティ拠点である「幕張ベイパーク クロスポート」、および「同クロスタワー&レジデンス」「同スカイグランドタワー」「同ミッドスクエアタワー」に回収用のボックスを設置。そこに集まった衣類や雑貨を定期的に回収し、ECOMMITでリユース・リサイクルを進める。ECOMMITの買い取りにより得た収入金はB-Pamを通じ、まちづくりに還元する。

 三井不動産レジデンシャルとECOMMITは、豊洲エリアのマンション5棟、約4,000戸を対象に23年5月より「PASSTO」を本格導入。20

24年6月までの期間で約13tの衣類を回収。約8.8tのCO2を削減した。今回この取り組みを幕張ベイパークに拡大することで、資源循環社会の実現に寄与していく考え。

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国連が定めた世界が共通に達成すべき目標。SDGsは、英語のSustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略語である。

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