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日本GLP(株)は6日、福岡県小郡市と「気候変動適応法に基づく指定暑熱避難施設に係る協定」を締結したと発表。
協定は、福岡県を対象とする熱中症特別警戒情報(熱中症アラート)が発表された場合等に小郡市と日本GLPが連携し、物流施設「GLP福岡小郡」(福岡県小郡市)の一部施設を、同市指定のクーリングシェルターとして地域に開放するという内容。
小郡市は「適当な冷房設備を有すること」「熱中症アラートが発表された際に、施設を住民その他の者に開放できること」「住民その他の者の滞在のために供すべき部分について必要かつ適切な空間を確保していること」の条件を満たす施設を「クーリングシェルター」として指定。同市内では約20施設がこの指定を受けているという。
同社は、小郡市の要請に応じて「GLP福岡小郡」の1階の共用部である「リビングラボ」を開放する。もともと地域の人が直接アクセスできる開放的な空間として運用しているが、熱中症アラートが発表された場合には、クーリングシェルターとしても機能させる。
約30名を収容できる。館内に24時間稼働の防災センターが設置されており、万が一体調不良者が出た場合にも迅速な救護活動が可能。
