不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2024/8/8

不動産流通事業が好調/東急不HD25年3月期1Q

 東急不動産ホールディングス(株)は6日、2025年3月期第1四半期決算(連結)を発表した。

 当期(24年4月1日~6月30日)の売上高は2,671億7,900万円(前年同期比5.6%増)、営業利益は316億3,600万円(同8.4%減)、経常利益は293億4,500万円(同10.0%減)、当期純利益は189億円(同25.3%減)となった。

 都市開発事業の「住宅分譲」では、分譲マンション280戸(同114戸増)を計上。「都市(賃貸オフィス)」は「Shibuya Sakura Stage」の新規寄与、「都市(賃貸商業施設)」は「東急プラザ原宿[ハラカド]」の新規寄与等により増収となった一方で、「都市その他」「住宅その他」におけるアセット売却の減少等により減収減益となり、都市開発事業全体の売上高は780億円(同10.6%減)、セグメント利益は146億円(同16.3%減)となった。

 不動産流通事業の「売買仲介」は、堅調な不動産流通市場を捉えた結果、取り扱い件数は7,419件(同627件増)、取扱高は4,806億円(同461億円増)と増加。また、「不動産販売」は開発案件の計上増加等により増収となり、売上高は889億円(同17.6%増)、セグメント利益は144億円(同27.2%増)と増収増益となった。

 通期では、売上高1兆1,300億円、営業利益1,300億円、経常利益1,175億円、当期純利益700億円を見込んでいる。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。