住友不動産(株)は8日、2025年3月期第1四半期決算(連結)を発表した。
当期(24年4月1日~6月30日)は、売上高3,157億1,800万円(前年同期比24.7%増)、営業利益981億2,400万円(同25.6%増)、経常利益1,030億3,200万円(同25.5%増)、当期純利益745億3,900万円(同31.0%増)。営業利益、経常利益、純利益はいずれも第1四半期の過去最高を更新した。
不動産賃貸事業部門は、既存ビルの収益改善に加え「住友不動産東京三田ガーデンタワー」「住友不動産新宿ファーストタワー」などの入居進捗や、施設営業分野の回復が業績に寄与。売上高1,140億5,800万円(同6.0%増)、営業利益465億6,200万円(同7.0%増)。
不動産販売事業部門は、マンション、戸建て、宅地で計2,205戸を販売計上し、売上高1,565億1,400万円(同55.0%増)、営業利益533億5,100万円(同54.7%増)となった。
不動産流通事業部門は仲介件数が7,782件(同673件減)となり、売上高179億2,500万円(同5.7%減)、営業利益43億300万円(同21.7%減)。
通期は、売上高1兆円、営業利益2,670億円、経常利益2,650億円、当期純利益1,900億円を見込んでいる。