不動産ニュース / 開発・分譲

2024/8/16

ハワイの応急仮設住宅が竣工/大和ハウス工業

 大和ハウス工業(株)と大和リース(株)は16日、両社が参画している米国ハワイ州マウイ島カパルア地区において応急仮設住宅を建設するプロジェクト「Kapalua Village Project(カパルア・ヴィレッジ・プロジェクト)」が7日に竣工したと発表した。

 同プロジェクトはTY Management Corporation(本社:米国ハワイ州、代表:柳井 正氏)が、2023年8月に発生したマウイ島西部のラハイナ山火事で被災した人々に向け応急仮設住宅を建設するプロジェクト。大和リースが同仮設住宅のユニットを提供した。

 総戸数は50戸で、2ベッドルーム20戸(延床面積約33平方メートル)、3ベッドルーム15戸(同約50平方メートル)、4ベッドルーム15戸(同約67平方メートル)で構成している。全体竣工は9月の予定。

 大和ハウス工業と大和リースをはじめ同社グループでは、日本国内での災害発生時の緊急活動をスムーズに行なう体制を整え、地震などの災害が起こった際には応急仮設住宅の設計から管理までを一貫して行ない、これまでに約2万8,000戸の応急仮設住宅を建設してきた。また、欧州のDaiwa House Modular Europe Ltd.においては工業化建築の一つであるモジュラー建築商品の販売を手掛け、ウクライナからの避難民を含む難民向けの住居を累計1,800ユニット供給している。

 同社グループは今後も世界規模の社会課題解決への貢献を目指していくとしている。

「Kapalua Village Project」

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。