不動産ニュース / 政策・制度

2024/8/19

25年住み続けると無償譲渡する移住向け戸建て賃貸

 茨城県境町は17日、移住定住促進戸建住宅「アイレットハウス・マハロタウンII」(茨城県猿島郡境町)の入居者募集を開始した。

 同町では、移住定住政策としてPFIを活用した移住定住促進住宅の整備を推進しており、これまでに「アイレットハウス」マンションタイプ(108戸)と、戸建住宅タイプ第1弾「オハナタウン」(17棟)を整備。すべて満室となっている。また、戸建住宅タイプ第2弾「マハロタウン」22棟についても全国から多数の申し込みがあり、追加で5棟を整備した。

 このたび、戸建住宅第3弾となる「マハロタウンII」(21棟)の整備を決定。賃貸住宅として25年間住み続けると土地と住宅が無償で譲渡される。

 東武鉄道「東武動物公園」駅よりバス40分、「境中央名店街」バス停徒歩5分など。1戸当たりの敷地面積は約170平方メートル。建物は木造2階建て、延床面積は約100平方メートル。間取りは3LDK。

 月額賃料は6万4,000円(駐車料金は月額3,300円)。入居については町外から転入する子育て世帯・新婚世帯が優先される。また、入居者および同居者の所得月額を合算した金額が15万8,000~48万7,000円という所得基準を設けている。

 募集期間は10月16日まで。2025年2月末より入居開始の予定。

「マハロタウンII」イメージ

この記事の用語

PFI

Private Finance Initiativeの略。民間資金によって公共施設等を整備する手法をいう。

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