大東建託(株)は27日、経団連会館(東京都千代田区)で、メディア懇親会を開催した。
冒頭、同社取締役常務執行役員・不動産事業本部長、兼大東建託パートナーズ(株)代表取締役社長の守 義浩氏が挨拶。「大東建託グループは今年6月に50周年を迎えた。これまで、バブル崩壊や自然災害など、さまざまな困難に直面してきたが、そのたびに挑戦し続けてきた50年でもある。時代や社会の変化に柔軟に対応しながら、確固たる“顧客第一主義”を貫いてきたことで、外部環境に惑わされることなく成長を続けてきた」と振り返った。
また、5月に策定した新たな中期経営計画に触れ、「人的資本経営の推進、コア事業である賃貸住宅事業の盤石化、そして不動産開発事業の強化・拡大とともに、海外事業への着手など新たな取り組みも進めていく。現代は“VUCA”の時代と言われるように、先行きが不透明で変動性や不確実性は高まっているが、このような環境下でも持続的な成長を続ける企業でありたいと考えている。環境経営を通じながら、賃貸業界ナンバーワンを継続しつつ発展していきたい」と抱負を述べた。