不動産ニュース / 開発・分譲

2024/9/9

武蔵村山の建売団地、駅遠も4ヵ月で22戸販売

「ASOBO」のまち並み。総戸数24戸ながら無電柱化されている

 (株)住協が5月から発売している分譲戸建住宅「ASOBO24」(東京都武蔵村山市、総戸数24戸)が順調な売れ行きを見せている。最寄り駅徒歩25分にもかかわらず、4ヵ月で22戸が販売済み。土地区画整理手法による無電柱化など整ったまち並み、全戸がZEH同水準の断熱性能、太陽光発電+蓄電池など高いスペックの建物仕様などが評価され、地元住民の支持を得た。

 同物件は、多摩都市モノレール「上北台」駅徒歩25~26分に立地。民間型土地区画整理事業の無電柱化のまちとして開発。地主がそのまま保有する生産緑地を取り囲むように住戸を配置している。

 “お家で遊ぼう”をコンセプトに、アウトドアが好きな若年ファミリーをターゲットに開発。プライベートテラスやスキップDEN、プライベートサウナ、シアタールーム等を設定している。

 土地面積は約100~139平方メートル。建物面積は約91~99平方メートル、3LDK。全戸8月までに竣工済み。販売価格は3,580万~4,680万円。5月にモデルハウスをオープンし、まちびらきでの内覧者はじめこれまでの内覧者数は120件、反響数は59件。これまで4期にわたり販売を行ない、残り2戸。

 モノレール新駅が現地徒歩5分に予定されていること、繁華性の高い立川まで自転車とモノレールで20分前後であること、建物仕様の高さに加え、平均4,000万円の価格設定などが評価されており、20~30歳代の一次取得者層の支持を集めた。

モデルハウスのリビングは2層吹き抜けで、天井高は5m近い
モデルハウスでは屋内サウナを提案。30歳代の男性に好評という

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