ケイアイスター不動産(株)は13日、リフォーム事業に本格的に参入すると発表した。
リフォーム事業を「リフォームビジネス部」と「リノベーション部」の2つの事業部門で展開し、事業の拡大を図る。
「リフォームビジネス部」は、“KEIAIのリフォーム”として運営し、小規模から大規模のリフォーム工事を受注する。リフォーム商品のラインナップは、内装や外装、水回りなどのリフォーム需要の高い箇所をセットにしたパック商品から、個別リフォームまでを用意。すでに栃木県真岡市と茨城県水戸市に2店舗を展開している。また、7月には栃木県宇都宮市に、8月に水戸市に既存物件をフルリフォームしたモデルハウスをオープンした。
「リノベーション部」は、同社グループの物件を購入し、建物の請負契約工事を発注した顧客のリフォームを受する。2020年4月に事業を開始し、受注件数は前年度比196%増と拡大している。
同部にはリフォーム工事を手掛ける専門チーム「リノベプロ」があり、ベテラン社員から新卒入社の社員、外国人材まで幅広い背景を持つメンバーが所属。リフォーム工事に必要とされる複数の施工知識や技術、職務をこなすことができる高度な「多能工」と呼ばれる技術を習得・提供しており、今後も職人育成に力を入れていく予定。
今後は受注状況に応じて施工エリアの拡大や店舗、モデルハウスの新規開設を図り、顧客のニーズに応える体制を整えていくとしている。