不動産ニュース / その他

2024/9/20

三菱地所、横浜ランドマークタワーで再エネ切り替え

 三菱地所(株)はこのほど、横浜ランドマークタワー(横浜市西区)において、みなとみらい二十一熱供給(株)(以下、「みなとみらい熱供給」)から調達する冷暖房用熱源を、再生可能エネルギー由来のものとすると発表した。

 同タワーが立地するみなとみらい21地区は、2022年4月に環境省から「脱炭素選考地域」に選定され、以降、公民連携でさまざまな取り組みが行なわれている。同社は、所有する横浜市内のすべての物件について、電力を再生可能エネルギー由来のものに切り替え。横浜ランドマークタワーについても、21年度に切り替えを終えている。

 今回、同タワーに、みなとみらい熱供給が提供する「熱のカーボン・オフセットサービス」による熱エネルギーを導入。これは、J-クレジットを活用してCO2をオフセットするもので、熱源そのものを再生可能エネルギー由来のものに変更している。

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カーボンニュートラル

人間活動において、二酸化炭素の排出と吸収が相殺されてゼロであることをいう。例えば、植物のからだは空気中の二酸化炭素が固定化されたものだから、その燃焼(バイオマス燃料の利用)によって二酸化炭素が排出されてもカーボンニュートラルである。

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