不動産ニュース / 政策・制度

2024/9/20

JKK東京、葛飾区でセーフティネット住宅

 JKK東京(東京都住宅供給公社)は20日、葛飾区と連携し、住宅セーフティネット制度を活用した専用住宅を同区内に提供すると発表した。

 JKK東京は、2022年度から住宅確保要配慮者向けの専用住宅の提供を開始。これまでに7自治体で計53戸の提供を行なってきた。今回は、葛飾区に住む高齢世帯に専用住宅を提供し、住宅確保要配慮者への居住支援に貢献していく。

 葛飾区内の一部のJKK住宅を同制度の専用住宅として登録。葛飾区が入居予定者を公募するとともに、「家賃低廉化補助金」の交付を決定する。JKK東京は葛飾区が決定した入居予定者と賃貸借契約を直接締結し、葛飾区から「家賃低廉化補助金」分の支払いを受ける。

 対象となる住戸は「トミンハイム東新小岩六丁目」の2戸。間取りは2LDK。面積は62.37・62.55平方メートル。家賃低廉化補助が月額2万円交付された場合、入居者が負担する家賃は7万9,800円、8万2,500円。

 入居者の募集は抽選方式で、対象世帯は60歳以上の高齢者世帯。募集期間は9月26日~10月15日。入居開始は12月1日の予定。

この記事の用語

住宅供給公社

勤労者に対する良好な集合住宅の供給等を行なうために、都道府県等が出資し設立した公法人。「地方住宅供給公社法」に基づいて設立、運営される。

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