
東京ガス(株)は25日、市原八幡埠頭バイオマス発電所(千葉県市原市)の商業運転(FIT売電)を21日に開始したと発表した。
同施設は、東京ガスグループが出資する首都圏発のバイオマス発電所。年間想定発電量は約5.3kWhで、一般家庭約17万世帯の年間消費電力量に相当する発電規模となる。運転開始後のオペレーションとメンテナンスは、東京ガスエンジニアリングソリューションズ(株)が担う。
データセンターなどの拡大に伴い電力需要の増加が見込まれる中、気象条件に左右されず安定的に発電できるメリットを生かし、首都圏の電力需給安定化、環境負荷の低減に貢献する。
東京ガスグループは、2030年における国内および海外での再生可能エネルギー電源取扱量600万kWの実現を目指す。