不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/10/2

資産性の高さ、67%が管理状況で判断/アットホーム

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は2日、「不動産のプロに聞いた!『資産性の高いマンションか見極めるポイント』」ランキングの結果を公表した。マンションの売買仲介業務に携わっている全国の加盟店464店を対象に、インターネットによるアンケート調査を実施した。調査期間は6月28日~7月5日。

 資産性の高いマンションか判断する上で重要な条件・設備を聞いたところ、1位は「管理状況」(67.0%)。「管理が悪い建物は将来的に価値が低くなる」というコメントが多数寄せられた。2位は「修繕積立金が適正である」(47.2%)、3位は「外観や内廊下がメンテナンスされている」(44.2%)。それぞれ、「修繕積立金が適正より大幅に低い場合、修繕されないまま価値が下がってしまう可能性がある」(2位)、「見た目も価値に影響する」(3位)といった声があった。

 周辺環境については、1位が「最寄り駅との距離」(72.8%)。不動産会社からは、「駅からの距離が10分以内だと資産性が高い傾向にある」とのコメントが寄せられた。2位「周辺環境の充実性(スーパーマーケットやコンビニなど)」(51.5%)、3位「エリアの人気」(50.6%)と続いた。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。