国土交通省は4日、2024年度「都市景観大賞」(都市空間部門、景観まちづくり活動・教育部門)の各賞を選定。結果を発表した。
良好な景観の形成に資する普及啓発活動の一環として、1991年度より毎年実施。景観に関する優れた地区・活動に対し「大賞」、「優秀賞」等を授与し、良好な景観の形成が推進されることを目的として全国に広く紹介している。
本年度「都市空間部門」では、大賞(国土交通大臣賞)に「天童温泉街地区」(山形県天童市)、特別賞に「汐留イタリア街地区」(東京都港区)、優秀賞に「堀川納屋橋地区」(名古屋市中村区)と「中之島公園公会堂周辺地区」(大阪市北区)、「大名二丁目地区(旧大名小学校跡地他)」(福岡市中央区)の3地区が選ばれた。
「景観まちづくり活動・教育部門」では優秀賞に「白河市における景観学習」(福島県白河市)と「津和野まち歩き」(島根県鹿足郡)の2事例、特別賞に「守ろう棚田と景観 育てよう地域の花 つくろう地域の輪」(新潟県上越市)が選出された。
大賞および優秀賞の詳細はホームページを参照。