不動産ニュース / ハウジング

2024/10/9

三井H、木造M用技術を戸建てに最適化した2×4工法開発

従来のツーバイフォー工法(写真左)では窓の上端、バルコニーへのまたぎ、部屋内のがり壁などが必要だったが、「MOCX WALL工法」(写真右)ではそれらがないデザインが可能に

 三井ホーム(株)はこのほど、新工法「MOCX WALL工法」をリリースした。

 同社は、木造マンション「MOCXION」のために開発した壁倍率30倍相当の高強度耐力壁技術を戸建て住宅向けに最適化し、それを使用した独自開発のツーバイフォー工法「MOCX WALL工法」を開発。10月より販売をスタートした。

 高い耐震性、耐火性、断熱性を持つ。また従来のツーバイフォーでは窓の上端、バルコニーへのまたぎ、部屋内の下がり壁などで壁材が必要になる箇所が発生したが、「MOCX WALL工法」では、それらがなく、フラットな天井やバルコニーなどを実現することができる。壁強度の向上により耐力壁を減らすことができるため、大空間を実現できる。

 10月の新規契約物件から対応する。

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2×4(ツーバイフォー)工法

北米で生まれた木造建築の工法。わが国における正式名称は「枠組壁工法」である。 断面が2インチ×4インチの木材を使用することから、このような名称が付けられた。このツーバイフォー工法の最大の特徴は、木材で組んだ「枠組」に構造用合板を打ち付けることで、構造全体の強度を得ることである。

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