不動産ニュース / 開発・分譲

2024/10/21

小田急不、愛知で物流施設第6弾

「小田急不動産ロジスティクスセンター蟹江」外観

 小田急不動産(株)は21日、物流施設「小田急不動産ロジスティクスセンター蟹江」(愛知県海部郡)が9月11日に竣工したと発表した。同社の物流施設第6弾で、同県では3棟目となる。

 名古屋第二環状自動車道「千音寺南」IC約2.8km、東名阪自動車道「蟹江」IC約3kmに立地。JR関西本線「蟹江」駅徒歩約8分と公共交通機関での通勤が可能。敷地面積は7,533.19平方メートル。建物は鉄骨造地上4階建て、延床面積1万5,778.18平方メートル。

 最大2テナントが分割して利用できる施設設計で、エリアを東西に分け、荷物用エレベーターや垂直搬送機をエリアごとに設置。3台分のトラック待機スペースのほか、14台分のトラックバースを設け、床荷重は1平方メートル当たり1万5,000N、有効天井高は5.5mを確保している。またBCP対策としては、2階の設備バルコニーに主要設備を配置した。

 屋根および外壁は高断熱性能の建材を採用するなど、建物外皮の熱負荷を抑制。高効率な機器を採用することで、物流施設としては同社初のZEB Ready認証を取得している。

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物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

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