
日本GLP(株)は29日、マルチテナント型物流施設「GLP東名厚木」(神奈川県厚木市)を着工したと発表した。
東名高速道路「厚木」ICから約900m、新東名高速道路「厚木南」ICから約500mに位置。小田急小田原線「愛甲石田」駅から約1.8km、神奈川中央交通「戸田(新道)」バス停から徒歩約2分と通勤利便性が高く、雇用の確保にも有利な立地。敷地面積約3万7,000平方メートル。建物は、耐震鉄骨造地上4階建て、延床面積約8万5,000平方メートル。
各階につながるシングルランプウェイを備え、最大12テナントが入居可能。1・2階には低床バースを用意し、2.5t用フォークリフトにも対応する。1階の最大床荷重は1平方メートル当たり2.0t。トラック待機場も複数設け、ダブル連結トラック専用の駐車スペースも備える。
施設内にラウンジとセルフ式のコンビニを設置することで、就労環境を整備。ラウンジ内の一部には会議スペースを設けることで、入居企業同士の交流を促す。
浸水対策として、地盤レベルを周辺道路よりも高く設計。また、太陽光パネルとLED照明を設置し環境に配慮することで、CASBEE認証、ZEB Ready認証を取得予定としている。
竣工は2026年7月末の予定。