武蔵コーポレーション(株)は東日本電信電話(株)埼玉事業部と共に、広域Wi-Fiとカメラを活用した実証実験を11月19日より開始すると発表した。
「IEEE 802.11ah」(以下、「11ah」)という、既存の2.4G/5GHzと比べて広域なエリアでも利用でき、従来のLPWAでは送受信データ容量が大きくて活用できなかったカメラ等の機器が活用できる通信を、武蔵コーポレーションが保有する10棟の賃貸物件に導入。複数台のカメラを設置し、駐車場や建物周辺の遠隔監視を実施し、不法駐車やゴミ置き場の散乱、設備の稼働不良等のトラブル事象が発生した場合に、遠隔対応を実現する。
併せて居住者や近隣住民からの問い合わせがあったときにも現地の映像をカメラで確認し、関係会社や自治体などに連絡するといった業務も遠隔で行なう。
実証期間は2025年3月31日までの予定。